JAC正会員団体への加入〜全中連
目次
1.建設業が特定技能外国人を受け入れるためには・・
建設企業が特定技能外国人を受け入れるためには、
特定技能外国人受入事業実施法人である「(一社)建設技能人材機構(以下 JAC)」の正会員団体のいずれかに加入、または賛助会員として加入している必要があります。
参考記事:建設技能人材機構(JAC)入会のご案内 https://jac-skill.or.jp/membership.php
JACの賛助会員に加入する場合は、1社あたり24万円の年会費がかかります。
24万円の年会費もなかなか高額です。
ただ他にももう少し、年会費を安く抑える方法があります。
それはJACの正会員団体に加入する方法です。
正会員団体は48建設業者団体あります。
2.全中連について
今回はJACの正会員団体「一般社団法人 全国中小建設工事業団体連合会(以下全中連)」への入会方法についてご紹介させていただきます。
全中連は全国の中小建設事業者を支援する連合会で、
主に「外国人技能者支援事業」、
「建設キャリアアップシステムの登録代理申請」、
「全中連トータルサポート(補償事業)」、
「全中連所得補償サポート」、
「全中連ケガ休業・病気入院補償制度」
など中小建設企業をさまざまな側面からサポートしていただけます。
年会費も12,000円とリーズナブルです。
特定技能外国人を受け入れる場合は、団体入会後に「外国人技能者支援事業」の加入も必要となりますので、こちらの年会費は48,000円となります。
あと最大のメリットは会員の推薦など必要なく、随時募集をしているところです
正会員団体の中には、募集を年に数回や会員の推薦が必要な団体もありますので、よくご確認ください。
2.1 賛助会員の入会
全中連は入会の方法など、サイト内で丁寧に記載されています。
Webサイト上の 「入会について」をクリックします。
入会の方法 欄に
PDF形式とWORD形式の入会申込書があります。
ダウンロードして
様式1-2 賛助会員(建設事業者)入会申込書を記入します。
ご記入とご捺印をしたら、入会申込書をスキャナで取り込み
送信フォーム に 入会申込書を添付して送信します。
https://zenchuren-group.jp/contact/
まずはここで終わり
2.2 賛助会費のお振込
入会申込書 を送ったら「賛助会員会費のご請求について」が届きます
毎年4月が年度開始になり、賛助会費12,000円となります
途中加入であれば月割りになります。
6月入会であれば、10ヶ月分となりますので、10,000円 になります。
指定の口座に振り込みをしてください
2.3 外国人技能者支援事業の申込み
2.4 JACに支払う受入負担金
口座振替依頼書は何のために必要か?
一般社団法人建設技能人材機構(JAC)に支払う受入負担金を全中連が収納代行しています。
全中連に加入すると、JACの「会費」または「賛助会費」を支払う必要はありません。
ただし毎月支払う「受入負担金」は、受入企業がJACに支払わなくてはなりません。
全中連は、当会会員がJACに支払うべき「受入負担金」について、JACより収納代行を委託されています。
全中連会員分の「受入負担金」については全中連が収納となります。
2.5 外国人技能者支援事業会費の振込
「外国人技能者支援事業会費のご請求について」が郵送で届きます
年会費を振込する。
こちらも年会費は毎年4月〜翌年3月の月割となります
例)6月加入であれば 40,000円
2.6 会員証明書の発行
振り込み確認が取れましたら、会員証明書が郵送で届きます。
これで完了になります
3.建設キャリアアップシステムの登録代理申請
建設業の特定技能では、建設キャリアアップシステムの事業者登録と技能者登録が必須となっております。
お手続きが手間であればこちらを利用するのも良いと思います。
4.まとめ
以上のように全中連は全中連賛助会員の入会と外国人技能者支援事業の申込と 2回の申し込みが必要となります。
建設キャリアアップの代理登録と幅広く行っていますので、建設特定技能外国人を受け入れ検討される場合、ご加入をお勧めします。
この記事の担当者:おつる
Webライター歴1年で外国人職業紹介マッチングサイト「バンベージョブ」でコラムを書いており、サイトの運営責任者も兼ねています。
ラーメン二郎が好きです。
マルエツのハンバーグが好きです。
好きな作家は山崎豊子と池井戸潤、司馬遼太郎です。
好きな漫画は「島耕作シリーズ」「黄昏流星群」